何のために働くのか|仕事は人生をつくる時間 – Bright Life Connect
更新日:3 日前

「何のために働いていますか?」
そう聞かれたら、皆さんは何と答えるでしょうか。
生活のため。家族のため。お金のため。やりたいことを実現するため。自分自身を成長させるため。どれも間違いではありません。
私自身、家族がいますので、まず生活のために働くということは当然だと思っています。ただ、長く仕事をしてきて感じるのは、仕事はお金を得るためだけの時間ではないということです。
人生の中で、仕事に使う時間は非常に長い。だからこそ、仕事をどう捉えるかによって、人生そのものも大きく変わるのではないかと思っています。

「生活のためだけ」に働くには、仕事の時間は長すぎる
多くの人は20代から働き始め、60代まで仕事をします。40年前後です。人生のかなり大きな部分を仕事に使うことになります。
それだけの時間を、「生活費を稼ぐためだけ」と考えて過ごすのは、少しもったいない気がします。
もちろん、お金は重要です。私自身も、お金を軽視しているわけではありません。生活するためにも必要ですし、家族を守るためにも必要です。やりたいことを実現するにも、お金は必要です。
しかし、仕事から得られるものはそれだけではありません。
仕事をすると、思い通りにならないことがあります。我慢しなければならないことがあります。勉強しなければならないことがあります。人と意見がぶつかることもあります。失敗することもあります。責任を取らなければならないこともあります。
反対に、人から感謝されることもあります。自分の力で結果を出せることもあります。誰かを育てることもあります。自分自身が成長したと感じる瞬間もあります。
考えてみると、仕事の中には、人生で経験する多くのことが詰まっています。

仕事を通じて、自分自身をつくっていく
私は長く京セラで仕事をしました。その中で強く感じたことの一つが、仕事を通じて、自分自身を磨いていくという考え方です。
能力が高い。
知識がある。
仕事ができる。
もちろん、それは大切です。
しかし、それだけではありません。
その能力を何のために使うのか。
周囲の人にどう接するのか。
困難な場面でどう判断するのか。
仕事をしていると、そうした「人としての姿勢」が何度も問われます。
仕事を続けた結果、どれだけ稼いだか。
どこまで出世したか。
それも一つの評価です。
ただ私は、それと同じくらい、
仕事を続けた結果、
自分がどんな人間になったかも大切だと思っています。

20代、30代、40代で「働く意味」は変わっていい
働く目的は、一生同じである必要はありません。
20代は、まず一人前になる時期
20代の頃は、仕事を覚える。経験を積む。まずは一人前になる。それだけでいいと思います。
30代は、人生全体を考え始める時期
30代になると、仕事だけでなく、結婚、子育て、住宅、収入など、人生全体を考えることが増えてきます。
40代は、立ち止まって問い直す時期
そして40代になると、「このまま今の仕事を続けていいのか」「60歳になった時、どうなっていたいのか」と立ち止まって考える人も増えます。
私自身もそうでした。長く勤めた会社を辞め、転職し、その後短期間で退職したこともあります。一時的に仕事がない時期も経験しました。
決して最初から計画通りに進んだ人生ではありません。ただ、その経験があったからこそ、自分はこれから何をしたいのかを真剣に考えるようになりました。

「いつかやりたい」ではなく、人生設計をしてみる
私は一度、自分の人生をExcelで整理したことがあります。
何歳までに何をしたいか。どんな仕事をしたいか。どれくらいの収入が必要か。家族との時間をどうしたいか。自分のやりたいことを、できるだけ具体的にしてみました。
夢や人生について考えているのに、Excelというのも少し現実的ですが(笑)、数字にすると見えることがあります。
「いつかこうなりたい」だけでは、なかなか行動できません。しかし、何歳までに。いくら必要で。何をしたい。と具体的にすると、「では、今何をするべきか」を考えられるようになります。
これは転職でも、資産形成でも、結婚でも同じです。

成功することと、幸せに生きることは同じではない
仕事では、年収。役職。会社の規模。資産。数字で比較できるものがたくさんあります。
もちろん、成果を出すことは素晴らしいことです。ただ、成功していることと、幸せに生きていることは必ずしも同じではありません。
年収が高くても、毎日つらければ幸せとは限りません。役職が高くても、家族との時間が全くなければ、それを望まない人もいるでしょう。逆に、大きな会社で働いていなくても、自分の好きな仕事をし、家族や友人との時間を大切にしている人もいます。
大切なのは、世間が考える成功ではなく、自分がどんな人生を送りたいのかだと思います。

「何のために働くのか」に正解はない
私は今、いくつかの会社で複数の事業に関わっています。
不動産。
結婚相談。
就職・転職支援。
人生支援。
そして企業向けの講演や研修。
一見すると、バラバラに見えるかもしれません。
しかし、自分の中ではつながっています。
仕事を通じて身につけた経験や能力を、できるなら誰かの人生を少し良くするために使いたい。これが、今の私が働く理由の一つです。
昔と今では答えが違います。これから先、また変わるかもしれません。それでいいと思います。
大切なのは、一度も考えないまま働き続けるのではなく、時々立ち止まって、「自分は何のために働いているのだろう」と考えてみることではないでしょうか。

仕事は人生のすべてではない。でも人生の大きな一部です
仕事が人生のすべてだとは思いません。
家族もあります。
友人もいます。
趣味もあります。
一人で過ごす時間も大切です。
しかし、仕事は人生のかなり大きな時間を占めます。
だったら、ただ時間を消費する場所にするのではなく、仕事を通じて、学ぶ。成長する。
誰かの役に立つ。
自分の人生をつくっていく。
そんな捉え方があってもいいと思います。
最後に、もう一度。
あなたは、何のために働いていますか?
すぐに答えが出なくても構いません。
一度考えることから、これからの仕事や人生が変わるかもしれません。



コメント